離れて暮らす家族が高齢になってくると心配になるのは当然の感情です。しかしながら、離れた地域に住んでいるのでなかなか頻繁には実家の家族に会うことは難しいでしょう。そのようなときに活躍してくれるのが安否確認サービスです。少子高齢化が進む現在、非常に注目を集めているサービスですが、そのサービスの種類は実に豊富です。
たとえばサービスの一つに、カメラ型の安否確認サービスがあります。これは高齢者の住む家の室内にカメラを設置することで、24時間いつでも家族の様子を確認できるというものです。カメラで撮影した映像がスマホに送られてきて安否確認ができます。カメラによっては数日間録画することができるものもあります。また、センサー型の安否確認サービスもあり、これは家にセンサーを設置して家族の温度を常に検知して、異常反応が見られた場合に知らせてくれるサービスです。カメラで見られることに抵抗がある人におすすめです。
さらに、訪問型サービスもあります。このサービスは、家族のもとに実際にスタッフの方が訪問して安否確認をするというものです。人と話すのが好きな人にはストレス解消にもなっておすすめといえます。サービスによって訪れる頻度は異なりますが、2週間に1回や1か月に1回というのが一般的で、スタッフが家族と話した結果をメールなどで通知してくれます。他にも、電話型サービスもあり、スタッフが定期的に家族に電話をかけて安否確認するタイプで、これも会話した内容を後ほどメールで知らせてくれます。このように高齢者の安否確認サービスはとても種類が豊富なため、自分と家族に合うサービスを検討するようにしましょう。